相場戦略 |
3月24日(木)
▼トウモロコシ トウモロコシは、海外小安、夜間取引小安となったものの、円安や大衆筋の値頃買いが入り、小幅高で終了しました。 主な取組は、岡地が7695枚の売りポジ、三井Fが2796枚の買いポジ。 店じりは、売り:27店、買い:43店。 テクニカル面では、昨日の下落により移動平均線を下抜けていることから、売り優勢と考えられます。ただ、3月2日高値や3月16日高値で出来高を伴った山(トップ)を形成しているため、目先、3月8日安値15820円のネックライン近辺で保合う展開になれば、3月16日高値をトップにヘッド&ショルダーを形成する可能性が高まります。戻り高値は3月2日高値の16470円近辺となり、試し売りポイントになります。 明日以降、3月8日安値15820円のネックラインを終値ベースで完全に下抜けた場合は、追随売り優勢と考えられます。 ※先週の17日に指摘した三井Fの買いポジですが、17日から比べて2566枚を転売しています。大分ポジションが軽くなったと言えますが、損益分岐点の15890円(概算)と3月8日安値15820円のネックライン、本日の終値が共に面合わせしているため、下抜けた場合は買いポジションの投げを誘う可能性が高まります。
▼ガソリン ガソリンは海外市場が前日比2.22ドル安の53.81ドルで引けたため、日本市場の寄り付きも大幅安で始まりました。 ただ、日本時間4時頃に起きた米テキサスの英製油所の爆発事故や石連週報の在庫減が徐々に買いを誘い、結局、先限の終値は930円高の46370円で引けています。 ※お客様には後場寄り付きで売り玉を利食いして頂き、難を逃れました。 主な取組は、岡地が4228枚の買いポジ、三菱Fが1363枚の買い増しに3596枚の買いポジ、ひまわりが3468枚の買いポジ。 店じりは、売り:46店、買い:17店。 テクニカル面では昨日に形成した窓(ギャップ)をあっさり埋めたことで、アイランド・リバーサルの失敗となり、再び上値を狙う可能性が出始めています。突発的な材料のため、今後何処まで相場に影響するか判りづらいところです。しかし、日量47万バレルの停止は、先日のOPECが50万バレル増産した規模に相当するため、目先は買い勢いがつきそうです。 まずは、静観してチャンスを窺う必要がありそうです。
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