相場戦略 |
10月18日(火)
▼石油製品 NY原油先物相場は、カリブ海で発生した「ウィルマ」がハリケーンに発達してメキシコ湾に接近するとの報から買いが優勢となり、11月当ぎりは前週末終値比1.73ドル高の64.36ドルで引けました。 日本市場の石油製品は、海外市場が急騰したことやドル円相場が円安・ドル高に推移していることから買い優勢で寄り付きました。ただ、その後は、「ウィルマ」がメキシコ湾から外れ、勢力も発達しないとの報によりNY石油夜間取引が下落したのを眺め、日本市場も利食い売りなどから急激に値を崩しました。結局、ガソリンの先限は前日比870円安の57040円、灯油が同910円安の54100円で引けました。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が1481枚の売り越し、ひまわりが504枚の売り越し、三菱Fが2220枚の売り越し、萬成が1331枚の買い越し。 目立った手口では、三菱Fが4175枚の売りに途転売り越しになりました。
[灯油] 主な取組は、ひまわりが2812枚の買い越し、三菱Fが2507枚の売り越し、丸紅が444枚の売り越し、GSが1143枚の買い越し。 目立った手口では、三菱Fが2827枚の売りに途転売り越しになりました。
●テクニカル分析 先日から指摘していた移動平均線や一目均衡表の転換線がレジスタンス・ラインとして働きました。本日の下落により実線は均衡表の雲上限を下抜け、RCIは中長期線が下落傾向に。上値の重さを確認した感が高まるため、目先は再び下値を探る展開が予想されます。
▼とうもろこし 東京市場のとうもろこしは、シカゴ高や円安ドル高を眺め、買い優勢で寄り付きました。その後も大衆筋の買いで堅調に推移し、一時ストップ高を付けました。後場に入ると高値警戒感の利食い売りに値を削り、結局、先限は前日比260円高の16270円で引けました。
主な取組は、岡地が4742枚の売り越し、岡藤が1072枚の売り越し、三菱Fが2380枚の買い越し、三井Fが7565枚の買い越し、豊が2740枚の買い越し。
●テクニカル分析 本日の上昇により一目均衡表の転換線にサポートされました。ただ、引けにかけて値を削り上ひげの陰線を形成したことから、RCIが売りサイン継続、MACDも売りサイン継続となり、上値も警戒されてきた感があります。目先は、10月13日高値の16540円を上抜ける力があるか注目されるものの、きょう形成したギャップを埋めるようであれば、売り参戦も一考。まずは方向感を見極めたいところです。また大幅に買い越している三井Fの動向にも注意する必要があります。
★トレンド・スター シグナル待ちです。 先月からめっきりシグナルが出なくなりました。 嵐の前の静けさのようです。。。
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