相場戦略 |
10月17日(月)
▼石油製品 日本市場の石油製品は、先週末の石油製品が62.63ドルに下落したものの、カリブ海で新たな熱帯低気圧が発生しメキシコ湾に接近するとの報に週明けのNY原油夜間取引が上昇したのを受け、ガソリン、灯油ともに上昇して寄り付きました。その後もNY夜間取引が1ドル以上の上昇となったことやファンド筋と思われる買いが入り上昇が続きました。 結局、ガソリン先限は前週末比990円高の57910円、灯油が同640円高の55010円で引けました。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が887枚の売り越し、ひまわりが576枚の売り越し、三菱Fが1955枚の買い越し、萬成が836枚の買い越し、三井Fが1073枚の売り越し。 目立った手口は、三菱Fが3084枚の買いでポジション途転買い越しになっています。 店じりは、売り:38店、買い:29店。
[灯油] 主な取組は、ひまわりが2543枚の買い越し、三菱Fが320枚の買い越し、丸紅が1119枚の売り越し、GSが893枚の買い越し。 目立った手口は、三菱Fが1475枚の買いで途転買い越しになっています。 店じりは、売り:26店、買い:42店。
●テクニカル分析 底堅い展開が続いているため、各指数は売られ過ぎ圏から切り返しぎみ。ただ、上値では20日移動平均線やデットクロスした均衡表の転換線、基準線がレジスタンスラインとして漂っているため、目先はこれらを上抜ける力があるか注目されます。
▼とうもろこし 日本市場のとうもろこしは、先週末のシカゴ相場が上値の重い展開だったことや今晩発表される収穫進ちょく率が良好になるとの観測から売り優勢の展開となりました。 週末の米中西部ではほとんど降雨もなく順調に収穫が行なわれているようです。2006年9月限は先週末比180円安の15960円、きょう発会した11月限は16010円で引けました。
主な取組は、岡地が4401枚の売り越し、岡藤が1297枚の売り越し、三菱Fが2215枚の買い越し、三井Fが7239枚の買い越し、豊が3502枚の買い越し。 店じりは、売り:37店、買い:33店。
●テクニカル分析 各テクニカル指数は買われ過ぎ圏上限から下落し、売りサインを点滅しはじめています。また、6月22日の高値に面合わせしてからの下落により値幅での達成感が出ているといえます。目先は、引き続き上値の重い展開が予想されます。
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