相場戦略 |
10月5日(水)
▼石油製品 NY原油先物相場は、メキシコ湾岸の石油生産施設の稼働率が回復していることや戦略備蓄の追加放出の報で急落しました。11月当ぎりは、一時1週間ぶりの安値の63.00ドルまで下落し、引けは前日終値比1.57ドル安の63.90ドルでした。 日本市場の石油製品は、海外市場の流れを引き継ぎ、売り優勢で寄り付きました。その後もNY夜間取引の上値が重かったことや正午に発表された石油製品供給統計週報が材料とならなかったことで売りが続き、結局、ガソリン先限は前日比1190円安の59200円、灯油が同1380円安の55600円で引けました。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が2887枚の買い越し、ひまわりが2473枚の買い越し、三菱Fが3367枚の売り越し、三井Fが837枚の売り越し。
[灯油] 主な取組は、岡地が851枚の買い越し、ひまわりが2640枚の買い越し、三菱Fが1919枚の売り越し、丸紅が1770枚の売り越し、モルガンが870枚の売り越し。
三菱Fが昨日から売り転換しており、今日も売り枚数を大幅に広げているのが目立ちます。
●テクニカル分析 ガソリンは25日移動平均線や一目均衡表の基準線を下抜け、RCIは高値圏から下落、MACD(マックディ)はプラス圏での売りサイン点滅。遂に上昇トレンドの調整局面入りの可能性が高まります。 灯油は、一目均衡表の雲下限を下抜けたことで下落の可能性が高まります。ただし、現水準はボリンジャー・バンド2σ下限に面合わせしており、約2ヶ月のレンジ相場を形成しているため、大きな節目になりそうです。明日以降の相場動向は非常に重要と考えられます。
▼トウモロコシ シカゴコーンは、FCストーンが公表した米国産トウモロコシの収穫高見通しで下落しました。12月きりは3.00セント安の205.75セントで引けました。 FCストーンは、今年の収穫高が米農務省の9月時点の予想(106億3900万ブッシェル)を上回る109億8000万ブッシェルになるとの見通しを出しています。一方、東京市場のとうもろこしは、FCストーンの収穫高見通しの発表により弱材料が出尽くしたとの見方により買いが入り、先限の終値は、前日比250円高の15690円で引けています。目先は、12日の農務省需給報告が注目されます。
●テクニカル分析 本日の上昇により一目均衡表の雲上限を上抜け、RSIなどの強弱感を表す指数は買われ過ぎ圏に突入しています。 上値目標としては、8月17日安値と8月23日高値の値幅を9月15日安値に足した均衡表N計算値が15620円であるため、今日の終値で達成しています。明日以降、均衡表の雲上限を下抜けない限りは上昇トレンドを形成する可能性が高まります。ただ、11月までハーベストプレッシャーが続くことや12日の農務省需給報告の内容によっては再び売られる可能性があるため、目先は慎重に対処したいところです。
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