相場戦略 |
6月29日(水)
▼石油製品 WTI原油先物は、最近の上昇を受けた利益確定の売りに4営業日ぶりの安値を付けました。四半期末を控えた投機筋などの利食い売りや29日の米週間在庫統計の発表を前に持ち高調整の売りが入ったようです。WTI8月当ぎりの終値は前日比2.34ドル安の58.20ドルで引けました。 日本市場の石油製品は、海外市場の急落の流れを引き継ぎ、先限でガソリン、灯油ともにストップ安で寄り付きました。その後は、WTI夜間取引が底堅く推移したことで買戻しが入ったものの上値も重いことから、結局、ガソリン、灯油ともに先限でストップ安で引けました。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が1316枚の売り越し、ひまわりが1102枚の買い越し、三菱Fが3993枚の買い越し、ユニコムが1370枚の売り越し。 主な手口は、三菱Fが486枚の転売、フジFが382枚の買いで途転買い越しです。 店じりは、売り:39店、買い:27店。
[灯油] 主な取組は、ひまわりが2616枚の買い越し、三菱Fが5046枚の買い越し、萬成が1057枚の売り越し、ユニコムが1234枚の売り越し、丸紅が1222枚の売り越し。 主な手口は、岡地が709枚の買い増し、三菱Fが276枚の転売、丸紅が248枚の買戻し、ユニコムが353枚の売り増し、 店じりは、売り:50店、買い:16店。
テクニカル面では、ガソリンが一目均衡表の転換線を下抜けたことやMACD(マックディ)が売りサイン継続、新値足(2本)が売り転換、ボリンジャー・バンド1σ上限を下抜けなどにより、天井確認のサインが出始めています。灯油は、均衡表の転換点を値幅制限により下抜けなかったものの、53560円を下抜けて売りシグナルとなります。明日以降、均衡表の転換線やボリンジャー・バンド1σ上限が再びサポートラインとして働くのか注目されます。
★トレンド・スター 現在、穀物を保有中です。
今日の言葉:備えあれば迷いなし。
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