相場戦略 |
6月21日(火)
▼石油製品 WTI原油先物は、引き続き世界的な原油需給の逼迫懸念により続伸しました。取引時間中には最近の上伸を受けた利益確定の売りも出て、もみ合う場面も見られましたが取引終盤には再び買いが強まり、値が押し上げられました。7月当ぎりは一時、59.52ドルと再び過去最高値を更新。終値は前週末終値比0.90ドル高の59.37ドルで引けました。 日本市場は、海外市場の流れを引き継いで買い優勢で寄り付いたものの、24日の納会を前にした整理売りや夜間取引が軟調に推移したことで高値警戒感から買い注文が一斉に引き、特別気配になりながら下落が続き、結局、ガソリンは当ぎりを除く全限月が1500円のストップ安、灯油が一時先2限月がストップ安を付けた後、買い戻しが入り先限で1350円安となりました。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が1091枚の売り越し、ひまわりが1875枚の買い越し、三菱Fが2058枚の買い越し、萬成が879枚の買い越し、三井Fが930枚の売り越し。 目立った手口は、三菱Fが2148枚の転売、三井Fが827枚の売り増、フジFが815枚の買いで途転買い越し。 店じりは、売り:37店、買い:28店。
[灯油] 主な取組は、ひまわりが3540枚の買い越し、三菱Fが3025枚の買い越し、萬成が1084枚の売り越し、ユニコムが1574枚の売り越し、丸紅が1324枚の売り越し。 目立った手口は、三菱Fが2373枚の転売、丸紅が1140枚の買戻し、ユニコムが571枚の買戻し。 店じりは、売り:45店、買い:22店。
テクニカル面では、ガソリンが陰の大引け坊主の「包み」、灯油が大陰線の「包み」を形成し天井を暗示。明日以降の展開によっては、トレンド転換の可能性が高まります。今夜のWTI原油で利食いが出れば、日本市場での下落も考えられるため、試し売りのポイントになります。堅調であれば、売り仕掛けは見送る方が無難でしょう。18時現在のWTI夜間取引は、59.00ドル近辺で推移しています。
★トレンド・スター 現在、大豆を保有中です。明日、下落した場合はトレイリングストップが付きそうです。ここまでイイ感じで波に乗っているのでビッグウェーブによるチューブ・ライディングの大技を決めたいところです。
今日の言葉:踏みを目的とした仕手相場は、納会前に急落する。
スポンサーサイト
|
|
|
|
|
|