相場戦略 |
6月20日(月)
▼石油製品 WTI原油先物は、世界的な原油需給の逼迫懸念や米国内の石油製品供給不安などを背景とした買いで3日続伸しました。 7月当ぎりは一時1バレル=58.60ドルまで急騰し、終値は前日終値比1.89ドル高の58.47ドルで引けました。 日本市場は、海外市場の流れを引き継ぎストップ高で寄り付き、その後も夜間取引が堅調に推移し、59ドル台に乗せたのを眺め買いが強まり、終日ストップ高で引けました。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が1480万の売り越し、ひまわりが1653枚の買い越し、三菱Fが4206枚の買い越し、萬成が1225枚の買い越し。 店じりは、売り:39店、買い:29店。
[灯油] 主な取組は、ひまわりが3430枚の買い越し、三菱Fが5398枚の買い越し、萬成が1396枚の売り越し、ユニコムが1568枚の売り越し、丸紅が2464枚の売り越し。 店じりは、売り:41店、買い:28店。
テクニカル面では、ガソリンが4月6日の高値49870円を上抜けたことで、売り方の投げを誘発させる動きとなっています。目先は、新規でのポジションは控え、上昇への過熱感が出るまで静観したいところです。灯油もガソリン同様、目先は55000円を視野に何処まで上昇するか注目されます。売り方の投げが収まるのを待ちたいところです。
▼トウモロコシ 米中西部の天候懸念や大豆の急騰、ファンド筋のテクニカル的な買いに上昇し、3カ月ぶり高値を付けました。 7月きりは3.25セント高の229.00セント、新穀12月き りは3.50セント高の249.00セントで引けました。 日本市場は、海外市場の流れを引き継ぎ、買いが先行して寄り付き、その後も夜間取引が堅調に推移したことで買いが強まり、前場2節から大引けまでストップ高となりました。 米国商品先物取引委員会(CFTC)が17日発表したファンドのポジションは、14日現在で5万7605枚の買い越しとなり、前週から比べて7240枚の増加となりました。 テクニカル面では、4月以降、レジスタンス・ラインとして働いていた16350円を上方ブレイクしたことで、明日以降堅調に推移するようであれば、もう一段の上昇の可能性が高まります。売り方の投げと新規買いが加速すれば、均衡表V計算値の17240円や、3月16日の高値17450円をトライする可能性が高まります。
★トレンド・スター 大豆の買い継続です。 久しぶりのビッグウェーブなので、もう少し楽しみたいところです。
今日の言葉:安値で売り込んだ筋が一斉に踏んだときや途転買いに回ったときは積極的に売るべし。
今週も宜しくお願い致します。
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