相場戦略 |
6月8日(水)
▼石油製品 海外市場は、翌日の週間在庫統計発表を前にした売りに下落し、8月きりは0.75ドル安の54.94ドルで引けました。 日本市場は、海外市場や夜間取引下落していることから、売り優勢となり、一部限月でストップ安を付ける場面もありました。 原油在庫が前週比20万バレル程度増加すると見込まれており、高値警戒感が高まっています。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が2250枚の売り越し、ひまわりが2022枚の買い越し、三菱Fが4636枚の買い越し、萬成が2092枚の買い越し。 店じりは、売り:49店、買い:16店。 三菱Fは、前日に617枚を転売していたものの、今日は再び762枚を買い増ししています。特に先限を積極的に買っているため、当先の鞘が変化しています。下落時には、当限月買いの先限月買いで取れています。 テクニカル面では、買い疲れにより上昇威力が弱まっている感があります。在庫発表次第ですが、100%戻しを視野に入れながら、一旦売られる可能性もあるため、目先の動向には注意が必要です。
[灯油] ひまわりが3998枚の買い越し、三菱Fが6189枚の買い越し、萬成が2151枚の売り越し。 店じりは、売り:47店、買い:20店。 ファンド筋の動向が注目される中、三菱Fは昨日964枚を買い増ししたものの、今日は289枚の転売になっており、ガソリンとは逆の売買となっています。ガソリン、灯油ともに店じりが売りに傾いているため、ファンド筋の動きや海外市場の動き次第で上下どちらに動きか掴み辛いため、目先は神経質な相場が予想されます。 今のところは、短期の逆張り手法が有効と考えられます。
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