8月18日(木)
▼石油製品 NY原油先物相場は、週次原油在庫が予想を下回ったものの、9月19日のOPEC総会で今後一年間で原油を増産するとの観測が高まったことや、米国の需要懸念、ウォーレン・バフェット氏が原油関連株の売却の噂などから、WTI9月限が一時63.15ドルまで急落しました。9月限は前日終値比2.83ドル安の63.25ドルで引けました。
日本市場の石油製品は、NY原油先物相場の急落を受けて、終日ストップ安に張り付きました。NY夜間取引でも一時63ドルを割り込んだことも売り材料とされています。これにより、明日の制限値幅は、ガソリンが1,500円、灯油が1800円にそれぞれ拡大します。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が1206枚の買い越し、ひまわりが1532枚の買い越し、三菱Fが3825枚の買い越し、ユニコムが823枚の売り越し、三井Fが1462枚の売り越し。
[灯油] 主な取組は、岡地が646枚の買い越し、岡藤が971枚の売り越し、ひまわりが2468枚の買い越し、三菱Fが3177枚の買い越し、丸紅が2240枚の売り越し。
●テクニカル面 ガソリン、灯油ともに各種テクニカル指標で買いサイン点滅中。 灯油は中期上昇トレンド・ラインに到達したことから明日以降、サポートできるか注目されます。ガソリンは、7月8日高値の54390円がサポートラインとなります。
◆注目銘柄 小豆:パラボリックに買いサイン点滅。 東京ゴム:一目均衡表の雲上限をサポートからMACDに買いサイン点滅となれば買い優勢。
★トレンド・スター 穀物(大豆)のベア・ポジションを保有中です。昨日に引き続き売られ過ぎ感からの買い戻しと大衆筋の新規買いにストップ高!?夜間取引は弱含むでいたのですが、下げ止まり感の方が強かったようです。明日、下落しない場合はトレイリング・ストップが付きます。 他銘柄では、石油関係のベア・ポジションを保有中です。WTIの急落によりストップ安となりましたが、本格的な調整局面入りとなるか注目されます。
[独り言] ウォーレン・バフェット氏とは、フォーブル誌の長者番付で米国NO.1の資産を投資で稼いだ男。 1930年8月、米国ネブラスカ州オマハ生まれ。 10代の頃にテクニカル分析に没頭。 コロンビア大学在学中に偉大な投資家ベンジャミン・グレアムに出会い、師として親交を深めた。その後、グレアムの会社「グレアム・ニューマン」で働く。 投資会社「バフェット・パートナーシップ」を設立。 1969年の総資産額500万ドル(約5億5千円)に膨らむ。 シャツ会社「バークシャーハサウェイ社」の経営権を取得。 「バークシャーハサウェイ社」を投資会社に。 バフェット氏の投資手法は、長期投資で何十年間も安定成長を続けそうな企業を対象に押し目買いを行い、長期保有により利益を追求する手法。 学生時代に貯めた1万ドルを300億ドル以上の資産に築き上げた偉大な投資家の話でした。
今日の言葉:トレードは自分との戦い。
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テーマ:相場の話 - ジャンル:株式・投資・マネー
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