8月16日(火)
▼石油製品 NY原油先物相場は、ガソリンの需給逼迫感を背景に3日連続の最高値を更新していたことから、利益確定の売りに下落しました。しかし、市場関係者の中では、引き続き地合いは強くイランの核開発問題などが相場を下支えしていると見ている。9月当ぎりは前週末比0.59ドル安の66.27ドルで引けました。
日本市場の石油製品は、海外市場の流れを引き継ぎ、手仕舞い売りや弱気筋の売りに大幅続落して寄り付きました。前場は、WTI夜間取引が下落していたことやドル円相場が円高に推移していたことなどから、ガソリンの先限で一時ストップ安まで売られました。しかし、後場入り後は、WTI夜間取引が下げ渋ったことや、宮城県を中心にした地震で新日本石油の仙台製油所が稼動停止したことなどからファンド筋の買いが入り、プラス圏に上昇しました。結局、ガソリン先限が前日比620円高、灯油(同)が420円高で引けました。
[ガソリン] 主な取組は、岡地が894枚の買い越し、ひまわりが1558枚の買い越し、三菱Fが6055枚の買い越し、ユニコムが1162枚の売り越し、三井Fが2175枚の売り越し。 目立った手口は、三菱Fが2402枚の買い増し。
[灯油] 主な取組は、岡地が549枚の買い越し、岡藤が481枚の売り越し、ひまわりが2182枚の買い越し、三菱Fが4250枚の買い越し、丸紅が2678枚の売り越し。 目立った手口は、ひまわりが617枚の買い増し。
●テクニカル面 ガソリン、灯油ともにMACD売りサインが点滅したものの、前日の終値を上回ったことで、目先の動向が注目されます。
◆今週の注目銘柄 ロブスタ:均衡表の遅行スパンが雲を下抜けたことで戻り売り優勢。 小豆:MACDに買いサイン点滅。
★トレンド・スター 穀物の売り保有中です。 今月は石油関係で大きく利を伸ばせたので、この調子のまま穀物でもビッグウェーブに乗りたいものです。
[独り言] 今日の11時46分ごろ、宮城県南部で最大震度6弱の地震がありました。東京では震度3でしたが、それでも結構揺れたように思います。 この地震で仙台市のスポーツ施設ではプールの天井パネルが落下し負傷者が17人でたとのニュースが流れました。いずれも軽傷ということで大事にいたらなくて良かったと思います。 新幹線や高速道路では運転見合わせ、一部通行止めとお盆休みのUターン客に大きな影響を出たそうです。 自然現象とはいえ、予期せぬ事態には遭遇したくないものです。
今日の言葉:遠くのものは避けよ
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テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
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