相場戦略 |
7月12日(火)
▼石油製品 週明けのNY原油先物相場は、先週中の急上昇の主因となったハリケーン「デニス」の勢力が弱まったことでメキシコ湾の石油関連施設に影響が軽減されたことから大きく売られる展開となりました。引けにかけては買い戻しも入ったものの3営業日続落となり、WTI8月きりは前週末比0.71ドル安の58.92ドルで終了しました。
日本市場の石油製品は、海外市場の下落の流れを引き継ぎ、下落して寄り付きました。その後は、夜間取引が底堅く推移したことで一時は買戻しも入りましたが、買い方の手仕舞い売りやファンド筋の転売などに再び下落し、ガソリンの先限で一時ストップ安、灯油の先3限月でストップ安で大引けました。 灯油は値幅制限1500円を明日13日も継続になります。
[ガソリン] 主な取組は、ひまわりが1318枚の買い越し、三菱Fが6225枚の買い越し、ユニコムが780枚の売り越し、フジFが569枚の売り越し。 店じりは、売り:43、買い:23。
[灯油] 主な取組は、岡地が2123枚の買い越し、住友が777枚の売り越し、ひまわりが2409枚の買い越し、三菱Fが2935枚の買い越し、丸紅が1954枚の売り越し。 店じりは、売り:41、買い:22。
テクニカル面では、ガソリン、灯油ともに とんかち(はらみ線)を形成した後の陰線となったことで、売り転換の可能性が高まります。目先は、5月19日安値と7月1日安値を結んだ延長線上の上昇トレンド・ラインや20日移動平均線を下抜けることが出来るか注目されます。値幅、日柄を考慮すると売りで攻めるポイントを探るスタンスが有効と考えられます。
★トレンド・スター 穀物を保有中です。石油製品にはまだシグナルが点滅していません。 トレンドさん、いらっしゃい!(^^)/~
今日の言葉:罫線は相場師の杖である
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