5月17日(火)
▼トウモロコシ シカゴ市場が堅調に推移した流れを引き継いで寄り付きは買戻しが先行したものの、その後は手仕舞い売りなどで上値が重くなり、結局、先限は前日比130円安で引けました。 下落が続いたことで達成感から買戻しが入るポイントになっていますが、発芽が平年に比べ遅れているものの供給内容が良く今年も豊作をみるトレーダーが多いため、戻り売りのスタンスが優勢になっています。目先は、明日以降、堅調に推移すれば短期の試し買いも良いと思いますが、戻ったところは売りが優勢になると考えられます。
▼ガソリン 海外市場では安値から買い戻され、前日比はほぼ変わらずで引けており、NY夜間取引も前日比+10セント台で堅調に推移していたものの、日本市場では、来週25日の納会が材料しされ、業転相場の軟調地合いを嫌気した売りに先限も連れ安となり一時前日比560円安まで下落しました。その後は、目先の安値圏であることから買戻しが入り、結局、前日比80円安で引けました。 下値の達成感が出始めているため、安値では買い拾う動きが窺えます。水曜日の在庫発表は予想が原油で100万バレル増とされていますが、この時期は一年間の中で最も在庫が増える時期なのでこの程度の増加であれば逆に買い戻される可能性が高いと考えられます。
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