相場戦略 |
3月16日(水)
▼ガソリン 主な取組は、岡地が4556枚の買いポジ、三菱Fが965枚の買いポジ、ひまわりが3311枚の買いポジ、三井Fが1010枚の売りポジ。
▼灯油 主な取組は、岡地が2031枚の売りポジ、ひまわりが5937枚の買いポジ、三菱Fが4474枚の買いポジ、豊が2248枚の売りポジ、三井Fが702枚の買いポジ。
★OPEC総会が今日16日、日本時間の17時からイラン中部の都市イスファハンで開催。 OPEC内では、①高騰は冬季が主因であり生産量は不足していない、②4月以降は不需要期入りするため価格が下落する―として、据え置き派が多く、サウジアラビアとの意見調整が難航される。
***OPEC総会前の要人発言をまとめてみました。***
●3月16日 ・ナイジェリアのダウコル大統領顧問 アハマド議長(クウェート)が提示した日量50万バレルずつの2度のOPEC原油生産枠引き上げ案について、同意する。
・インドネシアのブルノモ・エネルギー相 OPECによる原油増産は世界の原油相場上昇を冷やすために重要であり、望ましい。
・OPECの代表筋 OPECが4月1日から原油生産枠を日量50万バレル拡大し、相場が高止まりすれば、後日、2度目の50万バレル拡大を行なう案を検討している。この案は湾岸諸国の支持を得ている。
●3月15日 ・イランのザンギャネ石油相 OPECの原油生産枠を日量50万バレル拡大し、同2750万バレルとするサウジの小幅増産提案は、実際の生産量に変化をもたらさない。
・アルジェリアのヘリル・エネルギー鉱業相 原油相場の押し下げに向けてOPECにできることはわずかだ。価格を押上げているのはOPECの供給以外の要因だ。
・クウェートのアハマド・エネルギー相 原油相場が高止まりの場合、OPECが後日、日量50万バレルを増産するとの案を示した。
・リビアのシャトワン・エネルギー相 将来日量50万バレルの増産を実施する可能性があるとのクウェートの提案は適切であり、同意する。現時点で増産すれば将来の打つ手がなくなる。
・サウジアラビアのヌアイミ石油・鉱物資源相 原油生産を日量50万バレル引き上げる提案を他の加盟国が支持することを望む。
●3月14日 ・サウジアラビアのヌアイミ石油・鉱物資源相 16日の総会でOPECの原油生産枠を日量50万バレル拡大すべき。
・リビアのシュトワン・エネルギー相 サウジアラビアが提案したOPECの原油生産枠引き上げ案について、支持しない。
・インドネシアのプルノモ・エネルギー鉱物相 イラクを除くOPEC加盟国は現行の生産枠(日量2700万バレル)を約50万バレル上回る規模の原油を供給している。現行の生産枠は当面変更すべきではない。
・イランのアルデビリ石油輸出国機構理事 市場環境を考慮すれば、日量2700万バレルの生産枠を据え置く可能性が高いようだ。
・イランのザンギャネ石油相 季節的に原油需要が落ち込む第2・四半期を前に、OPECが増産に踏み切るべきではない。 サウジアラビアが提案したOPECの原油生産枠引き上げ案について、合意が得られた提案には従う。
・クウェート。エネルギー相のアハマド議長 原油相場が引き続き上昇を続けるならば、われわれは生産高を引き上げる可能性がある。
●3月13日 ・UAEのハミリ石油・鉱物資源相 市場を沈静化させる目的で現在の生産水準を維持することになるかもしれない。
●3月11日 ・ベネズエラのラミレス・エネルギー鉱業相 16日の総会で増産に踏み切る必要はなく、現行の生産枠を維持すべき。
●3月11日 ・アルジェリアのヘリル・エネルギー鉱業相 OPECには総会で原油生産枠を引き上げられるだけの生産余力がない。
・イラン、カタール、ベネズエラ、インドネシアの石油担当相 16日の総会では現在の生産枠を維持すべき。
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