ライブドア、商品先物業への参入を検討=ネット・対面営業併営も選択肢 |
インターネット関連大手のライブドアは7日、グループ会社のライブドア証券が行っている株式や為替証拠金取引に加え、商品先物取引業への参入を前向きに検討していることを明らかにした。 同社の羽田寛執行役員上級副社長は「為替証拠金取引に参入する際から検討対象であり、適当な相手がいればすぐにでも決断する」とのこと。営業の形式については、楽天、松井証券などが共同出資したドットコモディティがネット専業を目指すのに対し、「選択肢の中にはライブドア証券のようにネットと対面営業を併存させる形もある」(同)としている。 同社は商品先物取引について、現在は株式よりも認知度は低いが、手数料完全自由化や改正商品取引所法の施行により、今後は金融サービスとして洗練されていくとみている。ただし、「これまで数社から話はあったが、いずれも価格面などで折り合わなかった」(同)という。具体的な参入時期については、「金融サービスの拡充については証券分野でも中国株や225先物オプション取引の導入などの優先課題を抱えており、商品先物への進出を焦る理由はない」(同)と述べるにとどまった。
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ISV経由取引高、初の20万枚突破=東工取 |
東京工業品取引所がまとめた1月の独立系ソフトベンダーISV) 経由の取引高が、前月比34.8%増の22万7979枚と始めて 20万枚の大台を突破した。 現在、東工取に接続するISV業者はGLトレード社、バッツシステム社など7社。国内の大手商品先物会社10数社がこれらISV業者を経由して海外ブローカーやヘッジファンドなどの機関投資家の注文を仲介している。ISV経由の取引は03年11月にスタート、04年2月から本格化してきた。 ISVとは、電子取引の精算や情報システムを保有し、各国の金融取引所の会員やブローカーにそのサービスを提供する業者のこと。ISVの取引端末1台で複数の取引所に注文が出せるため、ここ数年でISVを経由した注文が各国の取引所で増加している。
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