11月30日(水)
▼石油製品 WTI原油は、米北東部の温暖な天候や潤沢な原油在庫に押されて続落しました。1月当ぎりは前日比0.86ドル安の56. 50ドルで終了。 日本市場の石油製品は、海外安と円安ドル高を換算して約800円安で寄り付きました。その後もNY原油先物の夜間取引が軟調に推移したことで前場は売り優勢の展開が続きました。しかし、後場に入ると、正午に発表された石油連盟の週報で在庫が減少したことでロスカットを巻き込み急激に買い戻されました。これにより、今日のTRレンジは、ガソリン先限で1,810円、灯油先限で1,940円でした。ポジションを保有している方は相当同様されたかと思いますが、一巡後は再び売りが入り、結局、ガソリン先限は前日比270円安の52210円、灯油が同860円安の47840円で引けました。石連の在庫報告は、前週に比べると減少していますが前年比で増加しているため、ロスカットがはけた後は下落するいうシナリオが大方読めた相場です。 今晩は、EIA週報がありますので今晩のWTI原油は注目されます。ちなみに先週の発表在庫は、321,800千バレル、前年同期292,300千バレルです。例年11月後半から在庫が減少していきます。アナリスト予想の原油在庫は10万バレル減少、ヒーティングオイル(暖房油)を含むディスティレート(留出油)は80万バレル増の予想です。 米北東部の気温は12月2日まで温暖に推移するそうで、今週のヒーティングオイルの需要は平年を20%下回ると予想されており、売り材料となります。
★トレンド・スター 11月も終わりました。 成績はボチボチです。ここ最近は飛躍的な利益が見込めませんでした。ただ、東京金相場でビッグウェーブに乗れたことは唯一の慰めです。12月は、ビックウェーブ到来サイクルの時間帯に絡み始めていると思います。大相場を期待したいと思います。
テーマ:先物取引 - ジャンル:株式・投資・マネー
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