12月6日(火)
▼石油製品 NY原油先物相場は、米北東部が11月までの温暖から一転して冷え込んだことで(寒波)、4営業日続伸となりました。一時は、60.80ドルまで上昇しています。その後は利益確定の売りに押されて、前週末終値比0.59ドル高の59.91ドルで取引を終えており、流れが変わり始めています。 日本市場の石油製品は、WTI原油の上昇に急反発を続けています。その内訳では、ファンド筋と見られる買いが目立ちます。今日は、三菱Fがガソリンで5287枚を買っています。どうやら後場の反発はこの玉の仕業のようです。 結局、ガソリン先限は前日比830円高の57750円、灯油が同1320円高の53840円で引けました。
◆主な取組 [ガソリン] 岡地:2246枚の売り越し(売り増し) ひまわり:402枚の売り越し(買い戻し) 三菱F:2018枚の買い越し(5287枚の買いで途転) 萬成:3361枚の買い越し(買い増し) 三井F:741枚の買い越し(転売)
[灯油] 岡地:1096枚の売り越し(売り増し) ひまわり:533枚の買い越し(787枚の買いで途転) 三菱F:4581枚の買い越し(1543枚の買い増し) 三井F:2982枚の売り越し(買い戻し)
●テクニカル分析 まぐまぐのテクニカルでみる週刊相場戦略に登録されている方は、ご理解いただけると思いますが、11/18の安値をサポート・ラインに上昇しました。通常、下降トレンドが終了した後に来る相場というものは、レンジ相場or上昇トレンドを形成するため、上記のサポート・ライン近辺は、重要な売買ポイントになります。 今回は、11/28の高値やボリンジャー・バンドをあっさり上方ブレイクしたことで、上昇トレンド確認となっています。週間で見た場合は、上げ過ぎからのレンジ相場を形成する可能性が高まりますが、中期トレンドが上昇に転換していることで、押し目買いスタンスが有効となります。ファンド筋が買うのも分かりますが、、、。 目先、テクニカル分析で注目される点は、均衡表の雲です。現在、雲抜け真っ最中ですので、明日以降、この雲を上抜けして視界を広げるか注目されます。これらを上抜けると、週足でのMACD、RCIなどの買いサイン点滅となり、均衡表の基準線を支持線に62070円が視野に入っています。
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テーマ:先物取引 - ジャンル:株式・投資・マネー
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